作成日:2024/10/08

基礎知識 / WEBツール紹介

糖尿病の初回診断率を簡単に把握できる方法とは?(難易度★☆☆)

こんにちは、DeSCヘルスケア(以下、DeSC)のセールス担当、鈴木です。
前回の投稿では、保険者データの分析を簡単に行うための革新的なツール『ACTUA(アクチュア)』についてご紹介しました。

今回は、分析経験のない私が、生命保険会社の商品開発担当者になった設定で、実際にACTUAを使って、分析をしたレポートをご紹介します!

糖尿病の初回診断率を簡単に把握できる方法とは?

  1. 背景と課題:疾病発生率の把握が求められる状況
  2. 解決策:ACTUAによる初回診断発生率の簡単な集計
  3. 分析内容:糖尿病の初回診断率を計算
  4. 分析結果:みなしUW条件の影響を視覚化
  5. まとめ

糖尿病の初回診断率を簡単に把握できる方法とは?

1.背景と課題:疾病発生率の把握が求められる状況

生命保険会社さまの商品開発にとって、疾病の発生率を正確に把握することは、とても重要であると考えます。

例えば、疾病の発生率を実際よりも低く試算してしまうことで、保険金支払額が想定より大きくなり利益の損失に繋がります。また、逆に疾病の発生率を実際よりも高く試算してしまうと、短期的には会社の利益は高まりますが、中長期的に見ると顧客の流出から、契約保有数が減ることで保険金支払額のブレ幅が大きくなり、適切なリスクポートフォリオの組成・維持が困難になることも起きうるのではないでしょうか?

疾病の発生率は、今まで公的データや、自社の実績データから算出しているケースが多いと伺っています。公的データを用いる場合は、既に疾病を治療している患者と罹患した患者が混在しており、初回診断率を直接作成することが難しいとされています。また、自社の実績データを用いる場合は、引受経験のない疾病の発生率を作成することができません。

このような課題を解決するために、DeSCのようなデータライセンスを行っている民間事業者などからデータを取得した場合、疾病の初回診断率や引受経験のない疾病の発生率を作成することが可能になります。しかし、自社で分析を行うためには膨大なデータを処理できる分析環境を構築し、SQLなどのプログラミング知識のある担当者が必要で、このような分析のプロセスはリソースとコストが大きくかかるものとされています。また、データライセンスを行っている民間事業者に分析を委託する場合にも、コストがかかることはもちろん、分析結果受領までのリードタイムが長くなる傾向にあります。

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